「冷たい温泉だね」(4歳児)
2026-07-03
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「温泉だね」から広がった想像の世界
砂場での一場面が印象的です。気の合う友だちと一緒に穴を掘っていた子どもたちが、やがて「温泉」というストーリーを生み出しました。「コンクリートで固めるよ」と声をかけ合いながら協力する子どもたち。そこに保育士が「本当に水を入れたらどうかな」と問いかけると、子どもたちの中でさらに想像が広がります。
「冷たい温泉だね」「それならプール だよね」
友だちとのやりとりの中で、子どもたちは自分たちの遊びを言葉で整理し、新しい見方を重ね合わせていました。このような「対話を通した思考」は、この週のあちこちで見られた子どもたちの姿です。前週までの泥遊びや水路遊びの中で、子どもたちが「水が流れる」という体験を積み重ねてきたからこそ、そこから新しい問いや想像へと進むことができたのです。
色を混ぜる喜び、失敗も工夫も全部が学び
提灯づくりでの製作場面も、子どもたちの試行錯誤そのものです。スポンジスタンプで絵の具を乗せ、花火のような模様ができる喜び。薄くポンポンとする子、厚くのせる子、何度も色を重ねる子……。保育士が「こんな色もできたんだね、ミントみたいだね」と発見を言葉にしていくと、子どもたちは自分の試行錯誤が認められたことを感じ取り、さらに丁寧に取り組むようになりました。
海の生き物の製作では、「先生くっつかないよ、難しい」と材料の特性に気づいた子もいました。そこで両面テープに変更してみると、最後まで丁寧に作り上げることができました。こうした「困ったから工夫する」「工夫がうまくいく」という経験をすることができました。

